給料のふしぎ【1】手取りが少ないのはなぜ?

お金の知識

「今月はいっぱい働いたなぁ。給料もたんまり入ってるにちがいない!」そう思って給料の袋を開けてみると、思っていたよりも何万円も少ない。
「なんでこんなに少ないの!?」と、社会人になりたての頃は驚いたものです。

今回は、なぜいつも、もらえる給料が予想よりも少ないのか。いったい、給料からどのようなお金が引かれて、私たちのところへやってくるのか? というお話です。

「もしも」のためのお金が引かれる

給料は、予定しているすべての金額をもらえるわけではありません。
給料の中から、将来、私たちがこまらないための「万が一のためのお金」が、自動的に引かれて積み立てされているからです。

具体的に、どのようなお金が、どれくらい引かれるのでしょうか?
下の表は、ある人の給料の計算表です。

<手取り給与>計算結果

このように計算されました。書き出してまとめてみます。

【支給額】――――――――計 176,000円
    基本給 176,000
交通費 0

【控除】(社会保険+税金)―計 43,888円
    健康保険 8,910
介護保険 0
厚生年金 16,470
雇用保険 528
社会保険 計 25,908

源泉所得税 2,980
住民税  15,000
税金   計 17,980

差引支給額】========合計 132,112円

誰もが一度は「引かれすぎじゃない!?」と思うはず

この人の手取り額…じっさいにもらえるお金は、『132,112円』でした。

◆基本給」から「◆控除」が引かれ、「★差引支給額」になる。この「差引支給額」が、私たちがもらえるお金です。

17万6千円も稼いだのに、4万4千円近く引かれて、手元に来るのはたったの13万2千円!?」 私だったら、そう思っちゃうかもしれません。

「給与明細」でも見てみる

会社からは、「給与明細」という、上の表が見やすくなった紙もいっしょに受け取ります。ぜひチェックしてみましょう。

参考:イージー給料計算

ザックリ計算してみよう

みなさんも、自分の手取りがいくらになるか、いくら引かれているのか、大まかで良いので計算してみませんか↓

いちばん上の行の「月給額」がわかればOK。健康保険、厚生年金、住民税は自動で計算されます。(「住民税を自動で概算する」にチェック)

<月給の出し方>
 【時給がわかる人】時給額×1日に働く時間×働いた日数
日給がわかる人】日給額×働いた日数

私は自分の給料の予想をするとき、「だいたい22~25%ほど引かれて、受け取る金額は75~78%くらい」と予想します。

しかし、なぜこんなにもいろいろな種類のお金が引かれるのでしょうか? 次から細かく見ていきましょう。